じぶんさがし

わたしのこころのこと、気まぐれに。

 

 

また、近づいている

人の死は、いつも怖い。

 

ひっぱられてしまう。どうしても、吸い寄せられてしまう。もちろんかなしいし、何度経験しても決して慣れたりするものではないけど、死は魅力的だ。

 

おわってしまう。何度眠って、何度目覚めて、何度笑って、何度怒って、何度泣いただろう。どんなものを食べて、どんなふうに感じて、だれと出会って、だれと別れただろう。美しいもの、汚いもの、その目でなにを見てきただろう。心が、体が、なにを感じただろう。その一生で、一生をかけて、なにを為しただろう。

 

ぜんぶ、ぜんぶ終わってしまう。死ぬのは一瞬だ。体が、生きることをやめる。今まで生きてきたのはなんだったんだ?死んだらどうなる?心も、生きることをやめられるのか?

死にたくない人は、死ぬときになにを考えるのだろう。

 

とにかく、死はわたしにとってとくべつなもので、魅力的で、怖くて、手を伸ばせばすぐそこにあるのに、なかなか手に入らない、そういうものだ。